気まぐれ日記 2022年5月

2022年4月はここ

5月1日(日)「茶道調査・・・の風さん」
 天気予報通り雨が降り出した。
 最近は以前より断然早起きしているし、体も動くので、今日は月初ルーチンを一気にやってしまうつもりだ。
 順番はその時の状況によって異なる。今日は、ワイフの友達が来るので、ログの空気清浄機の掃除から始めた。分解し、アルコール入りペーパーで掃除するので、乾くまで多少の時間を要するからだ。続けて、リビングと寝室の清浄機を掃除した。カレンダーの更新も同時に終わった。
 次は、1階と2階の洗面所の鏡と配管の掃除。それぞれ専用の道具を使う。1階の洗面所の配管は、放っておくと詰まり気味になる。退職して自分がやるようになって判明した。下の屈曲した配管を外して掃除する必要がありそうだが、まだやっていない。やることは多すぎる。
 次は、レンジ台とレンジフードの掃除だ。これも分解して、専用の薬剤とキッチンペーパーを使う。かなり慣れた。分解した部品類は、専用の薬剤で油分が分離した状態で、キッチン用洗剤で洗い流す(お湯を使って)。
 最後に、リビングの天井だ。昨年はキッチンからダイニングをやった。今年はリビング。染みがついたところを集中的に拭き上げる。これで終了。
 ワイフと友達はランチに出掛けた。その隙に、私は大好きなインスタントラーメンで昼食にしようと思って、体の動きが止まった。レンジ台とレンジフードの部品がまだ乾燥中である。使えない。
 今日、二度目のトーストとホットミルクになった(笑)。
 午後は、長男の部屋に置きっぱなしの暖房器具3点を物入れに収納した。物入れの中は、私が工夫して整理整頓しやすくしてあるので、きっちりおさまった。こうでなくっちゃ。
 今日の作家らしい仕事は、茶道の調査だった。9月出版予定の歴史長編小説に石州流の茶道が出てくる。先週の講演で二度目の交流となった小守家(小野友五郎の本家であり、養子をもらった家でもある)のご子孫の方から名刺をちょうだいしたら、石州流のある会派の会長だった。武家がたしなむ茶道の流派であることが分かったので、原稿を見直すべきと思った。質問するためには、先ず自分がもう少し石州流を勉強しなければならない。ところが、調べ始めて、石州流の奥深さが分かり、これは大変だとあらためて思った。あっという間に数時間が過ぎた。少し頭を冷やして(ひと晩寝て)、明日、メールで質問することにした。
 冷たい雨が降り続き、室内は冷え込んでいる。正直言って寒い。手がかじかんでいるせいか、ツムツムの点が伸びない。

5月2日(月)「知人が逝去、合掌・・・の風さん」
 天気は回復したが、何となく肌寒い。今朝は寒くて目が覚めた。ワイフは「それはおかしい」と主張する。念のため体温を測ってみたが、36.5度だった。平熱より0.1〜2度高いか(笑)。
 JP分局へ行き、ハガキを2通出した後、通帳とATMを使って、小栗まつりの卒塔婆代を送金した。3年ぶりにおこなわれる予定とのこと。余裕があればひとっ走りしたいところだが、相変わらずだめだ。
 ランチ後、ワイフがウォーキングに行こうと言う。某有名歌手の奥さんが、近々カフェかレストランを開業するという噂があり、その場所を探索するのが目的だった(笑)。某有名歌手は、私がテレビを見なくなってから活躍している人で、調べたら同い年だった。学生時代、近所にいた可能性もある。本当なら面白い縁だ。
 外へ出たら快晴。ワイフは暑いと言うが、ちょうどいい感じ。やはり変か。真っすぐ海岸方向へ。ワイフの友人情報では、この辺りだと言う。歩いて行ける距離! すげえ近いじゃん。嘘だろ。フェイクだろ。風よけのため迷路のようになっている細い道を歩き回って、いかにも開店準備をしているらしい古民家を発見した。よし。開店したら来てみよう。
 コーヒータイムの時、先週の講演会でもらったコーヒーを昨日に続いて飲んだ。本当に美味しい。専用の電気ケトルが欲しくなり、ワイフとネット検索して見つけたものを発注した。
 先日発注したフォグランプが届いた。開封して、中身を確認し、狙い通りだったので満足した。ただし、取り付け治具類は、ちょっと加工と変更が必要だ(こだわりの技術者なので)。
 石州流の茶人への質問メールを送った。回答が楽しみだ。
 闘病中だった会社の同僚が、今朝未明に逝去した。同じく同僚と相談し、葬儀に参列することにした。
 就寝時、毛布が一枚追加になっていた。ボケ老人はだんだん面倒になる。 

5月3日(火)「屋内外作業・・・の風さん」
 一枚増えた毛布のおかげで朝の寒さを感じなかった。
 少し風が強いが、しばらく晴天が続きそうなので、なるべく屋外作業をやろうと思いつつ起床した。
 最近早起きだが、食べ過ぎないように、朝食はホットミルク1杯だけ。
 フォグランプの取り付け治具はメッキ品だが、早々と錆びるのがいやなので、塗装しておくことにした。屋外で黒のアクリルスプレー塗装をした。何度も上塗りしたが、密着はあまりよくない。
 そんなことをしていると、ついつい裏の土地の雑草が目に入り、今日は屋外作業をやろうと思っていたこともあり、電動草刈りに出動した。外周部は除草剤効果が続いている。内部が問題だった。やはり早めに刈るのがよい。バッテリー1個で十分に刈れた。地域の除草作業は21日に予定されている。私が出るつもりだが、自分の家の周囲が刈られていないと本末転倒となる。
 ヤフオクで落札したテールライトが届いた。中古品だから傷や汚れはある。しかし、現在の色褪せたテールライトよりは断然良い。中古車には中古部品で十分だ。金曜日にカリチューに持ち込むので、点検含めて完了して戻ってくるのが楽しみになった。今年は何度かキャメロンで遠出したい。
 長男の部屋の片付けを少しした。屋内の課題はここである。ここをスッキリさせないと次のステップに入れない。
 執筆再開の準備も進んできた。面倒な作家なので、モチベーションを上げるのが大変である。

5月4日(水)「今日も屋内外作業・・・の風さん」
 天気予報通りに今日も晴天だ。ホットミルクだけの朝食後、屋外作業に出動。
 フォグランプの治具の上塗り塗装をした後で、自宅周囲に除草剤を散布した。駐車場の屋上に置いてあるアルミ製ストッカーの中身を出して、日に干した。謎の雨漏りのせいで、カビが生えているところもある。ディレクターチェアの布はシワシワだが、何とか使える。タープテントを使える日がまた来るとよいのだが。
 そして、いよいよ気になっていた庭の剪定である。父の遺品の剪定鋏を持ち出して、庭へ。つつじとフェンスの間は、昨年来取り組んでいる場所なので、これはできた。そこ以外が問題だった。ワイフのガーデンにはクリスマスローズが密生していて、手を出してはだめと言われたので、放置。結局、ガーデンの周囲の改造は、今年の秋以降に再挑戦するしかないと諦めた。その代わり、やりやすい母屋の出窓の外を先に検討しよう。
 庭のできる部分をやってから、玄関、門へ移動し、伸びすぎたオリーブの木などを剪定した。道路に落ちた枝葉は集めて、裏の土地のへこんだ部分に置いた。時間をかけて土にかえすのだ。
 さすがに空腹になり、昼食はしっかり食べた。
 明後日、葬儀に参列するので、礼服類をすべて出してハンガーにかけておいた。ナビにも行先を登録しておいた。キャメロンのトランクに、中古のテールライトも入れた。
 ルーチンを終えたあたりから、疲労感と一緒に寒気を感じるようになった。遠出以来元気で体が動くのは嬉しいが、それなりに負担になっているのかもしれない。

5月5日(木)「子どもの日も忙しい・・・の風さん」
 子どもの日でまだGWの真っ最中だ。天気は快晴。観光地に住む身としては当然わきまえてはいる。が、雑務は少しでも片付けておきたい。
 開店時刻を見て(最近早起きなので、こういう珍しいことをして)、キャメロンで外出。山越えのルート(観光客には裏道になる)を通って行きつけのホームセンターへ。目的は、フォグランプ取り付け用のボルト・ナットで、サビ対策品だ。黒染め品を探したがなく、ステンレス品を選んだ。帰りも同じルートを通ったが、国道などは渋滞していた。
 ステンレス製のボルト・ナットはSUS304だった。オーステナイト系のステンレスで、クロムが18%、ニッケルが8%の俗に18−8ステンレスと呼ばれるもの。スプーンやフォークに多く使われている。ステンレスは普通磁石に吸い付かないが、塑性加工が加えられていると、いくらか磁性化していることがある。ま、それはともかく、メッキ品と見かけは区別できないので、部分的に黒のスプレー塗装をしておくことにした。
 2階の片付けの一環で、中身の不明なCDを1枚チェックしたら、2000年12月のワイフのトール展(個展)を会社の同僚が撮影して動画化したものだった。貴重なデータである。ワイフに見せたら、本人も所在を忘れていて、私はデータ保管することにし、ワイフにはCDを渡した。CDを1枚片付けるだけでも、大騒ぎとなる(笑)。
 発注したお洒落な電気ケトルが届いたので、それでコーヒーを淹れて飲んだ。温度設定とその温度での保温ができるのも特徴だ。早速ワイフは、日本茶も適温で淹れていた(これまでは沸騰したお湯で淹れていたので、しばらく飲めなかったが、今夜はすぐに飲めた。これは画期的な改善だ)。
 歴史長編小説のプロローグの書き直しが始まった。同時に、本文の中のある部分の書き直しも、専門家からのありがたい指摘が届いて、どちらもGW明けにはできそうだ。

5月6日(金)「めまいで始まった1日・・・の風さん」
 朝、寝返りを打った直後、天井が回転した。否、回転したのは天井ではなく、私の頭の中の感覚。強烈なめまいだった。初めて経験しためまいはドイツ出張中で、2週間の仕事が終わり、あとは帰国の途につくだけとなっていたホテルの朝だった。若かったが、不眠不休に近い仕事をした後だったから、肉体が悲鳴を上げたのだろう。今は、虚弱なボケ老人である。少々の負荷(ストレスを含めて)がすぐ限界を超えてしまう。
 ストレッチは適当に流し、空腹ではなかったが、ホットミルクとトーストの朝食を摂って、キャメロンで出発した。
 一昨日、ナビには目的地を地点登録してあった。恐らく初めて行く斎場である。
 年初から闘病していた元同僚の死は、あまりにも突然で年齢的に早過ぎる。私より一歳下である。国立大学の教職を手に入れたばかりで、まだこれから長く仕事ができたはずだった。
 斎場の駐車場に着くと、会社の先輩とバッタリ。現役時代から、葬儀の参列は悲しいことだが、同窓会のようになる貴重な機会でもあった。今日は、私含めて4人の再会となった。それは嬉しいことである。
 コロナ禍でもあり、ほとんど家族葬と言っていい内容だった。しかし、棺の中へ花を入れたことから、隣接する火葬場での最後のお別れまで参列できたことは、ありがたいことだった。見送りができたということだ。これからも長く交友が続くと思っていたのに、2年余りそれを中断させていたコロナ禍が、やはり何ともやりきれない思いだ。
 葬儀と同窓会を「じゃあ、お元気で」で閉じて、私はカリチューへ向かった。
 12か月点検と追加の工事をたくさん依頼し、代車のマーチを借りて家路についた。途中、家電量販店で名刺印刷用紙を買い、行きつけのGSで10リッターだけ給油して帰宅した。
 めまいは完治したわけではなかったので、昼食にインスタントラーメンを食べた後は、たらたらと過ごした。

5月7日(土)「めまいにも負けず・・・の風さん」
 今朝もめまいを感じながら起床した。どうやら精神的に追い込まれているらしい。これまでの経験から、そう判断してしまう。児童書の執筆ができないからだ。
 めまいのために、アクティブに動けないが、たらたら続けるだけでも、前進はする。
 長男の部屋へ出動して、少しずつ片付けを進めた。机の上がいくらかスッキリしてきた。ここは、あと少し。
 石州流の茶人から貴重な参考文献が届いた。石州流の根源的な作法三百箇条の現代語訳で、一般に販売はされていない。気になる部分を拾い読みすると、作品に反映できる部分が多い。ありがたい。
 旧執筆マシンを休止する準備を兼ねて、名刺の追加印刷をした。
 寝室の特殊物入れから2冊の本を持ってきて、1冊にサインした。これは茶道の指導に対するお礼の準備だ。CDを2枚用意して、データを書き込んだ。1枚は同じく茶道の指導に対するお礼の準備だ。CDの表面には印刷が必要だが、これは旧執筆マシンでないとできない。今日はそこまでできなかった。
 もう1冊は、新鷹会の仲間に少しずつ贈呈している本で、今日は手紙を書き、スマートレターで発送する準備をした。
 そこまでで疲れてしまい、ベッドで横になったが、横になるとめまいが出る。困ったことだ。安静にして休養にこころがけた。
 夕方、来宅したワイフの友達がまだ楽しんでいるので、ホットタイムにできず、準備したスマートレターを歩いて投函してきた。こういった運動もストレス低減に役立つはずだ。
 今日届いた石州流三百箇条で元気を得たので、原稿の修正を急ぐことにした。先ず、本文の茶道に関する部分を見直した。これは本当に助かった。
 出版社から希望する装丁者が受諾してくれたというメールが届いたので、全体の修正も急ぐことにした。改訂したプロローグに合わせて、エピローグを修正し、さらにあとがきも手を加えた。
 来週から装丁者に読んでもらうため、改訂原稿を編集者へ送った。
 児童書は今日もできなかったが、歴史長編小説の方は、重要な節目をクリアした。いよいよゲラの段階へ入るのだ。就寝はやや遅くなってしまったが、仕方ない。あとはめまいが治るといいのだが。

5月8日(日)「月例の実家慰問・・・の風さん」
 相変わらずめまいはなくならない。それでもやらねばならないことはある(^_^;)。
 メールを2通出してから、ワイフとアクアで出発。月に1回、ワイフの実家を慰問するのだ。
 途中で和菓子屋に寄ったら、母の日ですからと、赤いカーネーションを1輪もらった。よし。これは私から義母へのプレゼントにしよう(笑)。 
 慰問中は、食事をしながらひたすら雑談である。義母は質問好きなので、色々なことを聞いてくる。私はすぐ悪い癖が出て、学生に教える講師に変身してしまう。つまり、ハイレベルな視点からの解説になる。それでも、義母は面白そうに聞いてくる。あまりにも浮世離れした話だからだろう。
 こうして、あっという間に夕方になり、家路につく。
 コロナが終息すれば、義父母を連れて外出もできるのだが、まだしばらくこんな慰問スタイルが続きそうだ。
 途中、コンビニで弁当を買って帰宅した。やっとツムツムができた(笑)。
 カリチューから電話があり、キャメロンの点検や修理、改造が完了したという。恐るべき早さ。
 めまいは相変わらずだ。実家では足がむくんで不快感があった。帰宅しても、絶好調からはほど遠い。何とかルーチンだけはこなしたが、気分はスカッとしない。
 早々と就寝モードに入ったが、腕まで痛くなってきた。ウクライナのことを思えば、何のこれしき。 

5月9日(月)「はかどらない雑務・・・の風さん」
 午後来宅する予定だったコミュファ光業者が、たまたま近くで時間が空いたので、午前中に来てもらった。貸与されていた機器を引き取ってもらうためだった。住宅内を貫いている配線は、残してもらった。万が一また契約することがあれば、それが使えると言われたからだ。
 早起きしているので、ルーチンはすぐに終わる。あとは特殊雑務だけだが、めまいが完治しないので、無理ができない。たらたらと軽い雑務を片付けていくことにする。しかし、メールを書くことは、私には重い仕事だ。コミュケーションを大切にしているので、真剣に取り組むからだ。今日、軽い仕事だったのは、明日キャメロンを引き取りに行くとカリチューに電話したことと、明後日の散髪を電話予約したことだけだった。
 夕方から執筆態勢に入ったので、またたくさんの雑務が繰り延べとなった。
 次の児童書はなかなか手ごわい。時代背景も舞台となる京都の知識も著しく不足しているからだ。買いためた参考文献の多さからもそれは明らかだ。
 今日は昼過ぎから小雨が降り出し、気温も下がった。このところ、気温の上がり下がりが激しい。日中でも寒くて1枚重ね着し、夜になって階下は石油温風ヒーターをつけた。 

5月10日(火)「リニューアルしたキャメロンに満足・・・の風さん」
 ホットミルクを飲んだだけで出発。雨が降らない今日のうちにキャメロンを引き取ってくるのだ。
 もうGWではないが、今度は仕事で人々が活動的になっているだろうと思っていたのに、意外と道路は空いている。不思議だ。連休疲れか(笑)。
 カリチューに到着した。たくさんの工事をやってもらった。気になることだけチェックした。最大の変化はテールライトで、これはもう中古でも見違えるほどきれいになった。前のアシュレイから外しておけばよかったと思うが、そんな知恵は当時なかった。なので、今回はバルブ(電球)だけを予備にもらっておいた。フォグランプは意外なほど似合っていた。カリチューいわく「夜点灯してみたらキュートな感じでしたよ」。助手席のレギュレータを交換したので、内部構造を知っている私は、ドアにある高音用スピーカーの接続がちゃんと保たれているか確認した。バッチリだった。
 当面の大きな懸案はすべて解決したので、気分が良い。来年の車検でまた何かリニューアルするだろうが、それまではOKだ。とにかく満足満足。
 帰りにハガキを投函し、ドラッグストアでまとめ買いをし、JAのATMでアクアの税金用のキャッシュをおろしたところまでは順調だった。最後の「ついでの用事」である、共済保険のパンフレット入手でつまづいた。店頭になくて窓口で質問したら、本当にないのだという。つまり、個別に相談に応じて、すぐに見積もりを作るというのだ。じゃあ、見積もりだけもらって帰ろうと思ったが、話が長くなった。私が加入している別の保険が問題だと言われた。新たな共済保険に入るためにも、それを見直して掛け金を減額した方がよいというのである。これは営業の常套手段かもしれないが、確かにその保険については、自分でも見直しが必要だと思っていたので、あらためて相談することにした。
 帰宅したらどっと疲れが出て、その後は、あまり仕事ができなかった。体力不足は相変わらずだ。 

5月11日(水)「申請ミスが発覚・・・の風さん」
 このところ朝のストレッチは半分にして、体力の消耗を防いでいる。情けないが、仕方ない。
 寝室のハンガーラックを30センチくらい移動させた。ドレッサーの邪魔になっていたのを防ぐのと、特殊物入れとバンドでつないで転倒防止をはかるためだった。これはうまく行った。寝室は荷物の仮置き場のようになっているが、まだ当分整理・整頓が続くだろう。1年程度では片付かない。
 午前中は特殊雑務をさらに続けた。ほとんど整理・整頓に近い。
 昼食後、やっと散髪に出掛けた。近くてすぐできることだが、あれこれ気になって、他を優先させてしまうので、なかなか行けなかった。 
 帰宅してしばらくしてスマホにメッセージが入った。ぎょぎょっ! 事業復活支援金申請に問題があったらしい。PCでマイページを開いて調べると、数字の矛盾が指摘されていた。なぜ間違えたのだろう。状況をしっかり認識し、原因を突き止めるのにしばらく時間がかかった。間違いの原因は判明したが、それ(根本原因)を修正すれば解決するわけではない。申請を通すための修正が必要なのだ。解決方法を決めるまで、またしばらく時間がかかった。
 基本方針は、数学的に説明すれば、こうなる。既成の事実は従属変数と考えられるが、固定させる。修正するのは、独立変数の中から選択する。審査官もその独立変数が変だと指摘しているから、それを修正するのが良い。問題は、その独立変数を修正してよいかの判断だった。ビジネス的にあり得る修正かどうかということだ。
 ビジネススクールでの勉強が役に立った。簿記の知識とでもいうものだ。審査官の指摘通りに売上帳簿を修正することにした。そうすることで、既成の事実はどれも変化しないし、幸い申請額も同じだった。
 早速修正して再申請した。はたしてそれで通るか。結果が楽しみだ。
 その後は、児童書のストーリーの検討作業が続いた。これは急がねばならない。

5月12日(木)「悠久の歴史・・・の風さん」
 梅雨入りはまだ先だが、しばらく雨模様の日が続く。今日も午前中は特殊雑務と決めていた。
 昨日に続いて寝室の改造。大きな脚立を特殊物入れに登れる位置に移動させた。段ボール箱を2つ撤去した。そろそろ季節的に良いタイミングと思い、箪笥の引き出しの中のパラゾールを更新した。ただし、自分の衣服の管理分のみ。これらは大した労働ではない。しかし、ボケ老人には負荷だったようで、早くも疲労を感じた。
 昨年の11月と今年の1月に出版した児童書の送付先リストのデータ保存に取り組んだ。何のことはない、宛て名シールのコピーをスキャナーで読み込むだけだ。ところが、スキャナーと執筆マシンの間で通信障害が起きた。原因は、執筆マシンの通信機能が脆弱なのだ。だから、新しいPCを購入したのだが、まだ設置できていない。
 スキャナーが使えないので、その仕事は午後にした(内心、苛立ちながら)。
 児童書執筆の準備をずっと続けている。たくさん買い込んだ専門書を読み込んでいる。時代背景がますます明らかになってきた。いかに知識不足だったかを痛感する。恐らく物語はシンプルに展開する。しかし、そのシンプルな物語にも納得できる根拠つまり正しい時代背景の知識が必要なのだ。
 国内外の気になる動きがたくさんあって、それらにも目が離せない。しかし、歴史は、これからもずっと続き、その歴史と関われる自分の時間もだんだん残り少なくなっているのは事実なのだが。

5月13日(金)「気になる雑務の処理・・・の風さん」
 今日は13日の金曜日で仏滅。何か良いことが起きるかも(笑)。ん?
 雨の中、ワイフを駅まで送った。今朝はトーストの朝食を摂り、午前中の課題に着手した。
 ルーチンをこなしながら hairdye を実施。浴室へ。シャンプーがてら風呂掃除(笑)。書けばたった1行の課題だったが、終ってみれば、疲労感(笑)。コロナが終息したら筋トレを復活させたい。
 昼食にインスタントラーメンを食べた。ご飯も少し。
 疲労感は消えず、仮眠することに。
 2時間後、気合で起きた。できれば午前中にやりたかったことに、やはり挑戦することにした。実に久しぶりにCD(4枚)の盤面に印刷をするのだ。これは、旧執筆マシンと階下のプリンターの組み合わせでおこなう。今年はもちろん、昨年もやっていない。おそらく4年ぶりくらいだ。
 そうこうしている間に、ワイフからメールがあり、駅まで迎えに行った。ホットタイムの準備をしている間に、盤面印刷が終了した。
 ホットタイム後、印刷したCDの中身のチェックをし、入っていなかったデータを入れて、挑戦は終了した。これで、旧執筆マシンでやっておきたいことがすべて終了したので、旧執筆マシンは長男の部屋で保存できる(必要時、持って来て接続すればよいのだ)。その後、購入したPCのセットが始まる(階下のプリンターも使えるようにするつもりだ)。新執筆マシンは徐々にサブの位置付けにしていく。何とも気の長い話。
 児童書の執筆準備を少しだけした。今日は予定した雑務をすべて処理できたから、良い日だったのだろう。

5月14日(土)「亀のために外出・・・の風さん」
 今朝もトーストの朝食を摂った。ルーチンを終えて、キャメロンで外出。
 外出するきっかけができたのは、亀の水槽を更新する必要が生じたから。亀はなぜか左前脚の爪に傷を負っていた。ワイフの推定は、水槽の上部の窓に引っ掛けたのではないか、だった。もももと水槽ではなく、虫かごなので、上部に空気の通りが良いように窓がある。ちゃんとした水槽にすべきということだ。もう30年近く飼っている亀なので、大切にしたい。
 ついでなので、用事をまとめて済ます作戦だ。コンビニで自動車税(2台分)を納入した。キャメロンの維持費はすべて私のポケットマネーだ。GSで満タン給油した。6千円をこえた。スーパーへ行き、レギュラーコーヒーを買おうとして躊躇した。ここはいつも低価格で贔屓にしている店だが、今日はドラッグストアより高かった。結局、ドラッグストアに置いていないキリマンジャロだけ購入した。
 ホームセンターのペットショップに行き、水槽を物色した。今のと面積的にはほぼ同じで、高さだけ高いタイプに決めた。買い物を急いだので、猫や犬を見るのを忘れた。生体販売は世界的になくなる方向だ。日本は遅れている。
 帰宅し、インスタントラーメンの昼食を摂ったら、昨日以上の疲労感に襲われた。仮眠することにした。
 3時間後、フラフラしながら起きた。一人でホットタイムにした。
 昨夜まで雨が降っていたので、車庫の屋上のストッカーの内部を点検した。雨漏りがなかった。どうやら目張りが効いたらしい。来週また雨が降るので、その後、もう一度点検してみる。もし雨漏りがなければ、対策はうまくいったということになる。どこにも隙間や割れはないのだが、不思議だ。
 夜は児童書の執筆準備。これがまだ続いている。つらい作業だ。亀は新しい水槽の中だ。もう爪を引っ掛けるところはない。

5月15日(日)「書き出しをいつにするか・・・の風さん」
 まためまいがぶり返した。精神的に追い詰められているからだろう。執筆が進まないのが原因だ。
 ストレッチは今朝も軽くし、どこへも出かけないので、朝食はホットミルクのみ。午前中は特殊雑務に挑戦する気力も湧かず、たらたらと過ごした。朝から気温が低く、肌寒さを感じる。これもイマイチ元気が出ない理由か。
 昼食にインスタントラーメンを食べて、あらためて気合を入れた。開き直ったのかもしれない(笑)。本来、午前中にやる予定だった特殊雑務を一つひとつ処理していった。めまいのことは忘れることにした(と言うより、自然体で受け入れることにした)。新しいデスクトップPCの設置にも着手した。やはり、執筆より優先順位は低くとも、気になる特殊雑務が少しずつ減っていくと、気が楽になり、本当にめまいもしなくなった。
 今日は早めに執筆準備の続きに取り掛かれた。時代背景をしっかり勉強しているのだが、実は、小説の書き出しをいつにするのか(何年にするのか)決められないでいるのだ。徳川時代初期で、幕末と似ていて、1年違うだけで、状況は大きく変化する。後半の伏線にもなるので、慎重に決めなければならない。
 国内外の気になることも、日々動いている。しかし、今は自分のことが優先だ。

5月16日(月)「崩し字解読・・・の風さん」
 今朝のめまいは少しやわらいだが、腰がちょっと痛い(笑)。
 午前中、キャメロンで出かけた。JP分局へ行き、レターパックプラスを購入して、その場で品物を入れ宛て名を書いて窓口で投函した。その他の用事もしたが、沖縄記念切手を見るのを忘れた。続けて、近所の有名な酒蔵へ行き、限定販売の日本酒を購入して宅配で送った。これはよくやること。最後は、反対方向へ走り、某ドラッグストアでアフターシェーブローションを購入した。このブランドは近所ではここでしか買えない。
 気になる仕事を終えて帰宅し、ワイフと久しぶりにお昼(特製小倉トースト)を一緒に食べた。
 新しいデスクトップPCの設置の2日目。3台のディスプレイへの接続方法を検討した。旧執筆マシンは引退させたが、新執筆マシンは残すので、切り替えスイッチも継続して使用する。3台のディスプレイは基本的にVGA接続なので、やはり変換コネクターが必要になった。ディスプレイポートからVGAへの変換アダプターを2個発注した。
 今日は、昨日よりもさらに早く執筆準備の続きに取り掛かれた。主人公の家族について、古文書を読み解いてその経歴を明らかにした。読めない崩し字があったので、人文学オープンデータ共同利用センターのデータベースも利用した。「仁」に見える字が「四」の崩し字だったのには驚いた。

5月17日(火)「ドライバーズグラス更新・・・の風さん」
 ワイフを駅まで送ったあと、朝食はホットミルクのみ。
 ルーチンを終えたあと、日本数学協会総会のZOOM参加をメールで伝えた。日本機械学会東海支部シニア会から、メールが届かないとハガキが来たので、あとでアドレスを伝えた(昨年末、ここには連絡を忘れていた)。
 途中で雨雲レーダーを確認すると、雨が降りそうだったので、洗濯物を取り込んでおいた。
 早起きしても、どんどん時間が過ぎて行く。
 昼食はワイフが昨日買っておいたパンを2個食べた。
 以前からドライバーズグラス(運転用めがね)を更新したかったので、キャメロンで出かけた。イオンモールのジンズで買うので、事前にWebsiteを入念に見て、品定めは終えていた。
 なぜか駐車場がガラガラだった。欲しいフレームはすぐに見つかった(事前チェックの効果と意志決定の速さ)。先ず、現状を検査してもらった。自分のイメージと違っていた。現有のドライバーズグラスを装着してもしなくても、運転に支障がないくらい見えた。店員いわく「今日は調子がいいみたいですね」。そこで、見え方の改善はほんのわずかにとどめることにし、新しいフレームによるイメチェンを主目的にすることにした。
 結局、現有のドライバーズグラスに盛り込まれていない乱視矯正を少し入れたが、それよりもレンズが大きくなったことによる視野の拡大の方が良い改善になった。たまっていたメルペイで購入できたのもよかった。
 ワイフは予定より早く帰宅した。嫁いだ長女のお義母さんが新型コロナに感染したという。恐らくワクチン接種は3回終えているはず。それでも感染するところが、オミクロン株の恐ろしさだ。基礎疾患があるので、重症化しないか心配である。今のところ37度台の発熱だそうだ。

5月18日(水)「新しいPCでトラブル・・・の風さん」
 今日もちょっと忙しい。それでも、朝食はホットミルクのみ。
 ルーチンを終えるまでに、日本郵便の宅配が2件届いた。落札した本が一件。これは私が生まれる前年出版の本なので、私と同様に年季が入っている(笑)。しかし、中身は期待通りで、貴重な情報がてんこもりだ。
 あと1件は、新しいデスクトップPCと超古い液晶ディスプレイをつなぐための変換アダプターである。いよいよ電源を入れて本格的な立ち上げがスタートする。
 ところが、トラブル発生。取説の説明書通りに進めてきた作業で、電源をオンにしたものの、起動しない。ピーピーというアラーム音が鳴り続ける。これは絶対におかしい。こういう時はサービスセンターへ電話して担当者と直接話をするのがベストだ(メールやチャットでは解決が遅れる)。
 電話に出た人は、何か妙なものを接続しているせいではないかと確認を求めてきた。この指摘は分からないことはない。新執筆マシンなど、接続状態をしょっちゅう変えているので(通信状態を安定化させたくて)、それによって起動しないことがある。いちおう言われたことはやった。何せ、さっき届いた変換アダプターを使ってディスプレイをつないでいるからだ。しかし、あれこれやっても事態は何も変わらない。とうとう先方もPC本体の故障ではないかと思ったらしい。明日、早速引き取ってもらい、点検・修理されることになった。2週間くらいかかるだろうとのこと。やれやれ。
 昼食にインスタントラーメンを食べ、あたふたと準備してキャメロンで出かけた。今日はかかりつけのクリニックへ行く日である。ついでにホームセンターでの買い物もした。
 帰宅したときは既にホットタイムの時間になっていた。
 夜は執筆準備の続き。家系図の読解がほぼ終了したので、明日から本当に書き出せそうな気がする。

5月19日(木)「急な疲労感・・・の風さん」
 午前中にルーチンをすべて片付けた。
 ところが、昼食にインスタントラーメンを食べた後、激しい疲労感が襲ってきた。
 横になっている間に、PCの引き取りが来て、朦朧とした意識の中で持って行ってもらった。その後もまたベッドでダウン。
 夕方、何とか起き出して、ワイフと墓参に行った。いつもより1〜2日遅くなった。墓石の周囲に何かの芽がたくさん出ていた。皆双葉である。先月の供花から種が飛散したのだろうか。
 帰宅してホットタイム。少し元気が戻って来た。しかし、本調子ではないので、気合が入らない。書斎の窓から裏の土地を眺めていると、草刈りのタイミングをどうするか気が重くなる。早めにやりたいが、どうも区の草刈り行事の方が先になりそうだ。しかし、その日の天気予報は雨模様で、延期になるかもしれない。草刈りは天気に左右される。さらに裏の土地の場合は、駐車しているクルマのない時を狙わなければならない。
 修理に出したPCには、最新のPDF作成ソフトを購入してインストールする予定だった。仕事上必要なのだ。あらためて、どのソフトをどのような買い方で入手するか、先に検討しておくことにした。
 国内外、色々な事件が起きて、そのたびに苛立つ。明治用水の漏水は、昨年の12月にも兆候があり、応急処置をしたが十分な解決ができず、放置してあったらしい。現役時代、こういうことがあれば、すぐに短期・中期・長期の対策が検討され実行される。短期(石の投入)はしたようだが、中長期をしていなかったようだ。それで半年も無駄にしたのだ。腹立たしい(個人的には関係ないことなのだが)。
 予定外のことをたらたらとしながら、夜が更けた。こんなはずではなかった。今日はもう閉店にしよう。

5月20日(金)「特殊雑務が一気に片付く・・・の風さん」
 今日もあまり調子は良くない。しかし、やらねばならないことは多い。
 ホットミルクとトーストの朝食後、ルーチンを片付け、必要な電話を1本かけてから、キャメロンで出発した。
 UFJのATMでキャッシュの出し入れをし、JPのATMで送金手続きをした。続けて、JAのATMでキャッシュの出し入れをした。ここまで手順が多かったが、一気に済ませられたのがよかった。一番は、復活支援金の入金のお蔭である。専門用語を使うと、昨年、事業主借り(個人事業主が生活費を事業資金へ回したこと、普通は個人預金を取り崩して使う)した分を返済したのだ。気持ちがスカッとした。
 ちょうどJAの支店に担当者が戻っていたので、先週の保険の相談の続きをした。
 帰宅したら、裏の駐車場が空いていた。草刈りのチャンスだ! 急いで、コーヒーとトーストの昼食を摂り、完全武装で屋外作業に出動した。バッテリー1個分ですべて刈り取ることができた。ついでに、キャメロンのフォグランプ取り付けボルトとナットを黒く塗装して、目立たないようにした。
 ホットタイムの時、昨年の事業主借りを返済したことをワイフに説明した。
 最新のPDFソフトは、3年契約分をまとめて購入することにした。かなり割安になるからだ。さらに、それを購入するためにアマゾンギフト券を買っておいた。ポイントがつくので、今後役に立つ。
 やっと執筆態勢に入った……が、明日は早朝から区の草刈りなので、早めに就寝した。

5月21日(土)「何やってんだか・・・の風さん」
 6時起床。スマホで雨雲レーダーを確認すると、8時から雨になりそうだ。区の草刈りは7時からなので、それまでに終えられるのではないか。
 期待しつつ外へ出たら、もうポツポツ降っていた(笑)。少しくらいなら濡れてもいい服装だし、風邪をひくこともないだろうと割り当て場所へ向かった。おっ! いつもより参加者が多い。これなら早く終わるぞ。
 ごみ袋一杯の戦果を置き、ペットボトルのお茶をもらって帰宅した。雨はまだ本降りではない。人数が多かった割に、近所の人は見かけなかった。変だな。鎌を洗って玄関に干し、ついでなので、キャメロンの塗装完了したフォグランプを覆っていたラップを外した。取り付けボルト・ナット(ステンレス製)が黒くなり目立たなくなった。
 ホットミルクとトーストの朝食を摂ったあと、ベッドで横になった。ボケ老人はこうやってこまめに体力の復活をはかりながら1日を過ごす。やれやれ。こんな状態を若かったころは想像することができなかった。だから、老人に対して優しくできなかったのだろう。幼稚園からやり直しだ(できないけど)。
 ルーチンが終わるころ、近所のマルシェへ出かけていたワイフからメールがあった。弁当を買って来てくれるという。
 まもなくワイフが友人と帰宅した。二人はログでコーヒータイム。私は地元が作った唐揚げ弁当をいただいたが(塩コショーの失敗だろう)、すごくしょっぱかった。
 いよいよ執筆段階に突入したはずが、また障害が発生した。場所の特定の問題である。江戸時代の初期、それは京都のどこにあったのか。はっきりしなかったのは、今でも研究対象だからだった。ネットで論文を見つけたので、それで勉強するのだが、現在の京都のどこかが、またはっきりしない。何度もやっていることだが、広げて使う昭文社の地図があればすぐできることができない。
 夕方のホットタイムの時、決断した。最も近い書店まで行って買って来よう。日が長くなってまだ明るい。ライトを点灯する必要もない。まもなく到着し、店内に入ったが……絶句。地元の白地図はあっても他県のものがない。帰りは、初めてフォグランプ(白なので補助灯として使っている)を点灯した。特に前方が見やすくなることもなかった(笑)。
 帰宅し、メルカリで探したら300円であった(笑)。即購入した。
 こうしてまた1日が終わってしまった。明日こそ、執筆だ。

5月22日(日)「執筆はかどらず・・・の風さん」
 今日は群馬県東善寺で小栗まつりがある。コロナで開催されていなかったのが、飲食の売店抜きながらおこなわれるという。私は例年通り卒塔婆を寄進した。来年は遊びに行けるだろうか。
 ルーチン後、また妙な障害が発生した。PDF作成ソフトの購入を検討しているのだが、現在執筆マシンに無料でインストールしてあるソフトで、試しにある操作をしてみたら、実行できたのである。これは有料ソフトでないとできないと思い込んでいたのである。ヤバイと思い、他の操作も確認してみた。すると、ファイルによってできたりできなかったりするが、とにかく無料ソフトの実力を過小評価していたことが分かった。
 今日の結論として、新しいPCが修理を終えて戻って来たら、先ず体験販をインストールして、やりたいことが自由自在にできるか確認することにした。
 執筆開始は午後になってしまった。始めていきなりまたトラブル。昨日まで考えていたストーリーの中に、史実と異なってしまう部分を発見した。実在の人物が暮らしていた場所が、ストーリーと違っていたのだ。
 さらに史実とストーリーの整合性を確認していったら、ストーリーの開始をもう数年早めるべきだと気が付いた。
 当地は名古屋よりも気候が温暖で過ごしやすいのだが、名古屋が28℃という暑さになっては、当地もそこそこ暑い。今年初めて2階の窓をあちこち開けて風を入れた。
 夜遅く、突然雷雨になった。なかなか落ち着いて執筆できない。

5月23日(月)「ひたすら前進・・・の風さん」
 また1週間が始まった(私に曜日の感覚はあまりないのだが)。焦るきっかけになっている月曜日だ。頑張らねば。
 昨夜の雷雨は上がっているので、車庫の屋上のストッカーの再点検をした。水漏れはなし。しかし、蓋の内部に雨水が浸透している可能性もあるので、蓋を開放し、中のタープテントやデッキチェアの袋のジッパーを開けて、風を入れつつ乾燥もさせることにした。今日は気温が上がる見込みだ。
 メルカリに発注した地図が届いた。開封してビックリ。京都府の地図だった。私が欲しかったのは京都市の地図。ボケ老人はこうやってお金を失っていく(笑)。あらためてメルカリで京都市の地図を探して発注した。やれやれ。
 ルーチンなどを終えて、正午過ぎ、久しぶりに歩いて投函に行った。晴天だが少し風もあり、爽やかな陽気になった。今日の予想最高気温は、名古屋が29℃なのに対し、当地は25℃である。4℃も低い。さもありなん。投函したのは保険の変更届である。某保険が日本文藝家協会の団体割引対象だと分かったので、電話で確認し、届けるための書類を送ってもらった。毎月の支払いが57円安くなる(▲2%くらい)。今後、同じ保険会社のもう1件の保険も対象になるかもしれない。
 昼食にインスタントラーメンを食べたあと、自宅周辺に除草剤を散布した。ログの裏側が今日の主目的で、留守がちなお隣さんの敷地に入ることになるが、以前からことわりは入れてある。
 児童書の執筆準備が本当に大詰めになった。迷っていた最後の課題(史実との整合性の取り方)を克服した。これで、一気に物語全体を書く準備ができたと思う。
 相変わらず国内外の気になることが生じる。今度はサル痘だそうだ。ウィルスが原因なので、変異していたとすると、手強い奴がまた出てきたことになる。

5月24日(火)「イエローカード・・・の風さん」
 今日も好い天気になりそうだ。
 昼前にドラッグストアへ行き、まとめ買いした。他にも行きたいところがあるが、無理はしない。
 サル痘の世界的な蔓延が始まり、天然痘の話題が復活した。症状が似ているだけでなく、昔接種したワクチンの効果があるという。そこで、私の知識欲が頭をもたげた。自分のことを知りたくなったのだ。2006年の免疫関係の論文を読んだ。
 天然痘の根絶宣言がWHOによってなされたのは、1980年5月だった。保管してあるウィルスの廃棄も当然促されたが、米ソが「生物テロ対策研究用」と称して拒絶した。その後、旧ソ連が崩壊したあと、保管してあったウィルスとともに科学者がどこかへ持って行ったらしい。
 日本がワクチンの定期接種を廃止したのは、1976年だった。読んだ論文の主旨は、それから28年目の日本人の痘瘡抗体保有率調査結果の発表である。当然27歳以下の人には抗体はない。それなら、28歳以上の人の抗体はどうなっているかということだ。調査時の私の年齢は51歳だったから、同じ年代の人のデータは興味深い。
 90歳まで、年代に関係なく、抗体を保有していた。ワクチンの効果が維持されていたのである。
 ちなみに定期接種されていた年代の人たちの接種回数は3回である。ところが、私は4回接種していた。
 なぜ1回多いかと言うと、1975年、22歳の時に、海外渡航のために接種を受けたのである。当時はそれが義務だった。仙台市内の病院で接種を受け、塩釜の検疫所で桜マークのスタンプを押してもらった。この国際証明書を、当時はイエローカードと呼んだ。今も記念に保管してあるので、これが書けるのである。
 論文の末尾は、バイオハザードのため、日本は、厚生労働省が計算した必要数5600万人分の乾燥型ワクチンの備蓄を決め、既に製造を開始したとなっていた。
 16年前の論文だったが、何とリアリティのある内容だったことか。
 今回のサル痘のウィルスがひどく変異していなければ、4回痘瘡のワクチンを接種している私は罹患する恐れはない。しかし、3人の子どもたちは危ないのである。別の意味で、イエローカードが必要かもしれない。
  注)引用した論文:武内、原、青山「種痘廃止して28年目の痘瘡抗体保有状況」モダンメディア52巻2号2006[免疫]
  保有しているイエローカード
 

5月25日(水)「天気が好いと・・・の風さん」
 晴天は今日までで、明日から雨になる予報だ。ワイフがランチ(外食)に行こうと言う。私の返事にイエス以外はない。
 こうなると、風呂釜掃除を急がなければ、ということで、早速着手。洗浄剤を入れ、追い炊きをしながらおこなうのが基本である(風呂釜と浴槽の間に循環流を生じさせるため)。今朝は失敗した。残り湯を使って始めたため、早々と追い炊きが目的の温度に達してしまい、停止してしまったのだ。少し水を入れ、1時間放置し、あとで再開することにした。
 ルーチンを片付けた。階下へ降りて、風呂釜掃除の続きを開始したところで、ワイフがやって来た。私はもうランチへ行くことを忘れていた。ランチへ行くため早めに風呂釜掃除を始めたのに、手段が目的化してしまい、風呂釜掃除で頭がいっぱいになってしまったのだ。否。ボケであろう(笑)。
 鳥の糞害で汚れたキャメロンで出発。伊勢湾沿いの国道を南下する。私が行きたいランチのレストランは2軒とも臨時休業のままだった。さらに南下して、ワイフも行ったことのない、魚料理のレストランに行った。平日なのに客でいっぱいだった。もともと観光地である。第七波が来なければ、こういった観光地の日常に戻れるかもしれない。
 信じられないほど安価な定食を食べ、続けて近所のひもの屋へ行った。ここもワイフが行ったことのない店だ。ん? 私? 私だって初めてだ。神社仏閣といったスポットは探検するが、飲食関係は一人で行くことはない。
 帰宅して、風呂釜掃除の続きをやった。既に張ってある新しい水を使った2回目の追い炊きからだ。そして、最後に、軽く風呂掃除をした。その後、疲れて仮眠したのは言うまでもない。
 ホットタイム後、児童書のストーリー作成の続きをした。意外と時間がかかる。

5月26日(木)「江戸時代の地図を発見・・・の風さん」
 予報通りに雨だ。雨が降ると急に肌寒く感じる。温度変化が激しい。しかし、これは寄る年波かもしれず、うかつなことは言えない。ボケ老人は余計な悩みを抱えている。
 ネコポスで京都市の地図が届いた。包装紙から推定すると、北海道かららしい。昭文社の地図で、中身が充実していた。広域地図も入っていたから、京都府の地図は不要になった。やれやれ。
 部屋の片付けも少しずつしている。昨年気になった二つの新刊書籍の切り抜き記事が出てきた。その後、購入はしていなかった。昨年は事業主借りまでしたから、そんな余裕はなかったのだ。中身が気になるので、古本でも良い。念のためにメルカリでチェックしたら、出品が複数出ていた。二冊とも発注した。
 特殊雑務をしている間に、宅配が届き、ワイフが受け取った。私の物ではないと思っていたのだが、違った。パソコンの修理が完了して、もう届いたのだ。月末までかかると覚悟していたのだが。不具合は修理センターでも確認され、結局、メインボードをそっくり交換したとのこと(不具合品はその後どうなるのだろう)。
 早速、開梱し、不具合が生じたときの状態にしてみた。電源を入れたら、確かに、アラーム音は鳴らなくなったが、パソコンは起動しない。液晶モニターに何も出ない。電話で相談した時のアドバイスを思い出した。正規品と違う部品を接続しているとモニターに出力されないというのだ。そこで、ワイヤレスのマウスとキーボードを外し、USB接続のものと交換したら、セットアップ画面が現れた。やれやれ。面倒なやっちゃ。今日はセットアップ完了まで。
 今日の執筆過程で大きな収穫があった。京都の地図だ。現代のではない。時代はやや下っているが、小説の舞台となっている嵯峨野を詳細に描いた地図のデータベースを発見したのである。地誌の書き込みも貴重だ。

5月27日(金)「また大はまり・・・の風さん」
 今日は晴れて気温もかなり上昇しそうだ。暑さに負けずに頑張ろう。しかし、朝食はホットミルクのみ。
 ルーチンを終え、昨日に続いて、新PCの準備。今日はセキュリティソフトのインストール。新PCには3年間無料のソフトが最初から入っているが、現有のソフト(5台まで使える)とメーカーが違う。ボケ老人は使い分けをやめることにして、これを削除し、現有のソフトと入れ替えた。新PCの準備は今日はこれだけ。やり過ぎるとはまるのは目に見えているから。
 新しいメールがたくさん来ていたので、どんどん返信した……と書きたいところだが、こだわりのボケ老人は、一つひとつ考えながらなので、時間がかかる。
 児童書の執筆準備の一環で、またはまってしまった。昨日発見した江戸時代の嵯峨野の地図が、とても詳しいので出典を追究してみた。なかなか興味深い人物が(アマチュアである)江戸時代の中期に制作したものだった。元々地誌をまとめたかったらしいが、その勢いで地図まで手を広げ、10年間で400点もの作品を残したという。発見した地図にも地誌のような記述が入っていて、よだれが出そうな貴重な内容である。私も作者の魔力にとらえられてしまい、(昼食はトースト1枚だけで)15枚に分割して印刷し、それらを重ねながらつなぎ合わせて、約70×60センチ四方の大判地図を作ってしまった。
 児童書執筆は夜にずれ込んだ。何やってんだか(笑)。

5月28日(土)「やっと執筆が進む・・・の風さん」
 今朝も朝食はホットミルクのみ。今日こそ午前中に雑務を終える、と決意しつつ書斎へ。
 先にルーチンなどを終了。
 新PCの今日の準備は、MSOfficeのインストール。サブスクリプション契約してあるので、MSのサイトからダウンロードするのだが、なぜかうまく行かない。MSのアカウントでログインしても契約者だと認知されないのだ。あれこれ試した挙句、サブスクリプション契約した時に入力したアカウントが違っていることに気付いた。そのアカウントでログインし直したら、ちゃんとダウンロードのボタンが出てきた。やれやれ。
 やや早かったが、階下へ。メルカリで購入した本がネコポスで届いていた。昼食はインスタントラーメン。軽い食事なのに、早くも疲労感。リビングでしばらく横になってから再び書斎へ。
 天気予報では夏日になるとのことだった。名古屋より2〜3℃低いようだが、当地はもう26℃になっている。あちこち窓を開けると風が入ってくるのがありがたい。
 児童書の執筆は順調に進んだ。準備(時代背景から土地の様子などを知ること)ができているからだ。急げ急げと自らを励ましながら、そしてこまめに休憩を入れながら、今日は頑張った。

5月29日(日)「新PCのミッションでトラブル・・・の風さん」
 ホットミルクだけの朝食後、2階へ。センサーライトを1台寝室に追加した後、ルーチンをこなした。ここまで順調。
 新PCへ2台のプリンターのドライバーをWebsiteからダウンロードしてインストールするのが、今日の特殊雑務だ。どちらも無線LAN接続である。階下のプリンター(CDラベル印刷可のやつ)はすぐにできた。ところが、メインで使う2階のプリンター(複合機)でつまづいた。機種の設定を間違えたため、全文が英語の別Websiteへ誘導され、やがてマニュアル設定を促された。ここまで英語を読みながらだったが、辞書なしで理解できることがかえってあだとなった。そもそもダウンロードしたファイルが機種違いなのである。うまく行くはずがない(笑)。階下からインターフォンでランチを促すワイフの声が……。
 頭を冷やすのも含めて、今日のミッションは中断。
 今日も気温が上昇していった。書斎は除湿をかけて執筆に取り組んだ。新PCのミッションが果たせなかったことが時折頭をよぎる。悔しい、と言うより、私は時間がないのだ。メルカリでもう一冊購入した本が、今日届いた。昨年、書評を読んで欲しいと思った本が、2冊、無事に手に入った。安心して、ひたすら執筆に専念。

5月30日(月)「来月の講演準備も・・・の風さん」
 頭を冷やした効果があった。あらため正しい機種のソフトを選定してダウンロードし、インストールを開始したら……、なーんだ、ちゃんとできるんじゃん(笑)。
 安心してルーチンに移行した。午前中はまずまずトラブルなく進んだ。
 もう6月が目の前だ。焦るが、どう焦っても仕方がない。今日は特別雑務として、6月最初の講演のためのレジュメ作成を予定していた。初めて平賀源内の話をする。昨年『エレキテルの謎を解け』を出版した時点ではめちゃくちゃ詳しかった……が、去る者は日日に疎し……違うか(笑)。
 主催者とのお付き合いは長く、これまで何回も講演をやらせてもらっているので、以前作成したレジュメをフォーマットにし、執筆時のデータを眺めながら埋めて行った。一番重要なのは、講演の目次で、まだ詳しく書くわけにはいかない。あとは、重要な画像データを添付することで、当日の講演を補うことにした。結局、夕方までかかってしまった。
 今日は気温はあまり上がらなかったが、湿度が高く、書斎の除湿が必要だった。

5月31日(火)「トラブルから朗報まで・・・の風さん」
 愛工大で学生として研究をしていた現役時代(ややこしい説明だ(笑))、IT機器も着々と充実させていた。その中に外付けハードディスクが2台あった。古い方が先日(おそらくソフト的な)不調で、自力で修復させ、データはもう1台に移した。不調機は廃却した。今日、そのもう1台が似た症状を示した。一部のファイルがアクセスできなくなり、さらに画面上からも消えた。前回の経験が生かされて、慌てることなく、最終的にすべて修復できたのだが、どうも、この2台目も信頼性が低下してきたようだ。やれやれ。
 悪いことばかりではない。某出版社からメールと電話があり、昨年まで連載していた小説の出版のめどがついた。この作品には思い入れが深く、何としても出版させたくて、これまでできる限りの努力を続けていたが、とうとう希望がかなうことになった。決め手はやはりヒューマンネットワークで、一期一会はもちろんのこと、ご縁は生涯の宝と思って多くの方々とお付き合いしてきた。ま、とにかく、秋の全国和算研究大会までに出版しましょうと言ってもらえたので、ベストを尽くすことになる。
 あとは児童書の執筆に専念した一日だった。


2022年6月はここ

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